自殺しようとする奏を救った二年後、「死にたい」が口癖になっていた優光。
 そんな優光の前に、奏と同じ制服の千夏が現れる。
 
 千夏も優光と同じ影を抱えていた。

 千夏の事を知らない優光は千夏に付きまとわられる毎日。

 少年の口癖に込められた意味すらも理解する千夏は真実を隠し、優光にとあるお…