高校生の里田あかりは、たった一人の身内である祖母が入院する病院へ毎日出向いていた。とある夏の日、あかりは病院の屋上で入院患者の青年、黒木悟と出会う。次第に仲を深める二人。しかし、悟は一体何故入院しているのだろうか。あかりはある日、勇気を出して悟に問いかける。