小牧実梨は幼い頃からアイドルが大好きな、所謂ドルオタ。彼女は中学三年の夏休み、親友である若松絵里子が芸能科高校にスカウトされる所に居合わせる。その時絵里子が学園側に提示した条件のせいで、なぜか自分まで芸能科高校に入学することになってしまう。
入学後いきなりユニットに選抜されデビューを果たした絵里子に対して、実梨は仕事も目標もない日々を送る。しかし、クラスメイトのアイドル志望男子・赤翼貴斗や隣のクラスの人気モデル・宇佐美周など、高校での新たな出会いが彼女を徐々に変えていく。
そしてついに、実梨自身もメジャーデビューを掛けた学内行事「ユニットコンペ」に出場することになる──。