外道の流儀〜若頭は男装の二代目を溺愛する〜

作者たかつじ楓@LINEマンガ連載中!

小野寺凛子は平凡な女子大生。
ある日、離れて暮らしていた父が亡くなったという知らせを受ける。
父の葬儀にて、実は父は極道のトップだったことを打ち明けられる。
葬儀は親戚のみで行うつもりが、部下という黒服のいかつい男たちが大勢参列する事態に。
その一人、若頭である鷹村伊織から、父からの遺言状を渡され…

小野寺凛子おのでらりんこは平凡な大学生。

ある日、離れて暮らしていた父が亡くなったという知らせを受ける。


父の葬儀にて、実は父は極道のトップだったことを打ち明けられる。

葬儀は親戚のみで行うつもりが、部下という黒服のいかつい男たちが大勢参列する事態に。

その一人、若頭である鷹村伊織から、父からの遺言状を渡される凛子。

そこには、『お前が二代目となり、明鏡会を救ってくれ』と書かれていた。


「貴女を命懸けでお守りいたします」と、伊織が告げ、他の部下たちも凛子を支持する。


驚くが、父の死の真相を知りたいと思った凛子は承諾する。

長い髪をショートカットに切り、男装をして、『明鏡会二代目 小野寺凛』として襲名することに。


孤児だったところを父、義弘に拾われ育てられたという伊織は、その娘である凛子を、自らの磨き抜かれた体術や射撃の腕で守る。

いつ敵対勢力に襲われるか分からないため、常に側に寄り添い、寝る時まで添い寝をする。

美形な伊織からの溺愛っぷりに、毎日心臓がもたないほどドキドキしてしまう凛子。



渋谷を取り仕切っている諏訪という男が何か知っているという情報を聞き、彼の元へと向かう。

彼は危険な要注意人物だが、渋谷近くの学校に通っていた凛子が、以前怪我していた諏訪を助けたことがあり、

諏訪は凛子に一目惚れをしていた。


凛子を渡すなら情報を教えるという諏訪と、それを拒んだ伊織との戦いが始まる。

伊織が勝利し、誰かはわからないが、六道会という違う極道の組が怪しいという情報を諏訪から聞き出す。



元ボクサーの対抗勢力の筆頭、父の古い友人だという蛇の目の男―――

様々な強者が凛子に襲い掛かるが、伊織がそれを守りながら、父の死の真相に迫っていく。


結果、六道会は新しいドラッグを渋谷を中心に流通させようとしており、

それを止めようとした父、義弘を殺したことが判明する。


幹部全員で六道会に討ち入り、ボロボロになりながらもなんとか犯人を捕まえ、ドラッグは全て破棄する。

凛子が敵に傷付けられるが、伊織が命懸けで守り、父の遺言状にあった通り全うする。


若頭としてだけでなく、一人の男として一生守ると、伊織が凛子に告白し、二人は結ばれる。


男装の二代目とそれを守る若頭の、バイオレンス極道溺愛ラブストーリー!