世界は色に溢れている。真白いキャンバスの中に広がる世界で凜空は生きた。溢れ出す色彩と心模様が織り成す物語の結末は、どんな名画よりも壮観だった。ねぇ、その恋はどんな色だった?君の目に映る私はどんな色をしていた?
全ての色はシキソウカンから始まる。
私の生きた人生は、見てきた世界は、君には何色に見えたんだろう。
これから色づく君の人生のひとつの色に私はなれたかな?君のシキソウカンに。