主人公は、子供の頃から素行の悪いチンピラであった東徹(あずまとおる)。
暴行や窃盗、あげくの果ては殺人を犯し、警察に追われ逃走中に事故死してしまう。
死後、魂が霊界に運ばれ地獄行き決定かと思われたが、閻魔の気まぐれによって、ある任務を負わされる。

 「現世へ行き、自殺志願者の自殺を止めよ――」

東徹あずまとおるは、殺人を犯した挙句、警察に追われ逃走中に事故を起こして死亡した。

眼を覚ますと、大きな朱色しゅいろの橋の上に立っていた。

訳も分からずにひたすら橋の上を進んで行く徹。

すると、目もくらむほどの巨大な門扉もんぴが見えてきた。

そこには、巨大な門扉とは不釣り合いの小さな少女が立っていた。


貴様きさまはワシと現世に行き、自殺志願者の自殺実行を阻止そしするのじゃ」


尊大な態度で命令する少女。

徹は、強大な力を持つ少女の命令にあらがえず、少女と共に再び現世げんせへ舞い戻ってきた。


不幸な自殺志願者の自殺を阻止し、救うために――