桜が舞って、落ちたその先。

作者緋色

---先輩が突き放すのは"あの日"を思い出したくないからですか?

……でも、先輩。私は"あの日"貴方に恋に落ちました。







あの日、紅を纏っていた貴方を綺麗だと思った。




「過去の話はするな」




貴方はそう言って、


私との間に線を引いた。





「それでもまだ、好きって思える?」






桜が舞って、落ちたその先。






「あ、今私の事好きって思いました?」


「思ってねぇ」






The王道です。書いてみたかった、王道を。






*修正版です。内容変わりません。*


*表紙画像募集中*