彼にとって、生とは希望のはずだった。
彼女にとって、死とは救いのはずだった。
蝶の遺言——
それが、彼らにとっての「愛している」だった。
これは、虫嫌いな一人の少女と皮肉屋な一人の男妾。
光を求めて生きた二人の世界を紡ぐ蠢動の物語。
- 最終更新日
- 2022/05/29
- 作品公開日
- 2022/05/29
- ページ数
- 完結 10ページ
- 文字数
- 10,607文字
- セルフレイティング
- 残酷描写
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- かやま
この度は本作をお目に留めていただき、ありがとうございます。 まず、本作に込めたさまざまな伏線やサブタイトルの意味、気付いて頂けて本当にうれしい限りです！ そうなんです、ほぼ自己満足なのですが……本作にはキャラクターの名前からサブタイトルに至るまで物語の本質が伺える要素を盛り込みました。蟲の生態、象徴等も物語中の「彼ら」二人を表す重要な鍵にしました。 ちなみに、「彼女」と「彼」の本当の名前はフランス語の「天国」と「地獄」に近い意味の言葉より頂きました。 長くなってしまいましたが、この度は素敵なお言葉の数々を感想として残して頂き、本当にありがとうございます。少しでも誰かにこの物語が伝えられることで、「彼ら」はまた蘇ることができたと思います。
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すごい！すごいすごいすごい！なんてエモイ作品!?泣きました...。まず、目次を見てどうして10から始まってるんだろう?と思いましたけど、9話の最後まで読んでそういうことかと納得しました!!トリハダ!! ３話と9話のサブタイの続きには遺言が入るのかな?これで蝶の遺言...泣 あの言葉が、二人のお互いに向けての愛してるだったのかな...トリハダ泣泣 蝶の遺言が二人にとっての愛してるだったってフレーズが大好きです... 二人は、お互いが光だったんですね...。とにかく泣ける話でした!!頑張って下さい!!
