高校2年生の星野唯一(ほしのゆいち)は明るく、クラス内で中心的な存在。母が人気女優ということもあり、お金に不自由することもなく、欲しいものは簡単に手に入った。でもなぜかいつも退屈で、満たされない。


ある日、母が海外での撮影が入ったことで、離婚した父の家に一か月滞在することになる。父とは普段接点がなく、親戚からも変わった人だと言われている。


やむを得ず父の家に行くと、唯一は父の生活に驚いた。父はなんと、電気なし生活をしていたのだ。父との生活に不満を抱え、イライラを募らせる唯一だったが、次第に豊かさとはなんだろうと考え始める――。