噛んでイイのは一回だけ

【ストーリー概要および物語の設定】

男を誘惑する甘い匂いを発してしまうと言う異常な体質を持つ故に、男嫌いな主人公、兎谷真純は、数あわせの合コンに参加することとなった。しかし、そこには大学内で「ラブコメ王子」とあだ名の付けられた超絶爽やかイケメンの狼谷凪紗が参加していた。

幹事の男に睡眠剤入りのジュースを飲まされたことにより眠ってしまっていた兎谷は目が覚めると狼谷のマンションに。狼谷は兎谷の異常体質のことを知っているようで、自分の異常性癖についてカミングアウトする。

次の日兎谷の彼氏だと嘘をついてしまったことにより二人でいることが当たり前になった狼谷は衝動が抑えられず、「１日１回噛ませて欲しい」と兎谷に要求。これを兎谷は了承し、紆余曲折を経て本物の恋人同士になる。

しかし、自分の異常性癖によって兎谷を傷つけてしまうのではないかと考えた狼谷は自然と兎谷から距離を置いていく。狼谷の事が本気で好きになっていた兎谷は狼谷に「お前になら食われてもいい」と告げ、互いの異常体質、性癖を受け入れた上で幸せな恋人同士に戻り幕は降りる。