ジングルベルは、もう鳴らない

作者小島のこ

六年付き合っている彼との間の揉め事。
そろそろ指輪を見に行こうと言われた矢先の話だった。

怒り、打ちひしがれ、松村樹里は下を向く。
後輩に寄り添われ、犬に癒され、何とか歩き始めたが……
街にあの曲が流れ出すと、落ち着いたはずの心が痛んだ。

何が正しくて、何が間違っているのか。
そして、それは重…