言葉に宿る音色と力・「コトノハ」を処方する薬剤師・音ノ瀬ことの物語。四季折々の暮らし、人との触れ合い。やがて物語は、音ノ瀬一族の核心・暗部へと迫る―――――――――。楓という少女に、母のような思いを抱きながら、ことは心の越境の時を迎える。