『ごめんねー。ここでは(どこのバカが始めたのか?)テイクアウトできないんだよねー』
可愛い犬のように困った顔で謝るレジの少年。
そして・・ココは電話番号もないお洒落なファーストフード店。
「どうしても・・・ダメなんでしょうか?」
『だって美味しい味を出来立てほやほやの”店内”だけで味わって欲しいからですよ』
”本当は面倒いからだ!!”と心の中で一斉に唱える男子生徒6人組。
仕事帰りの女性が後ろを振り返ると、そこには別のイケメン男子5人が、同時に口をそろえ天使のような微笑みで応えたのだ。