星が線となり星座を描くようにその全貌を現し、全てが氷解する。理解した、全て。私が何者なのか──……

 まじないのような言葉と共に今際の祖母が少女へ手渡したのは、錆びれた一つの鍵であった。閉ざされていた扉の向こうで、少女はひとりの人魚と出逢う。