羽をもがれた妖精は復讐を謡う

作者ゆうか

軍属ですが、攻撃魔法は使えません。
問題は知恵と知識、たまに物理攻撃で解決します笑

全てに復讐するのならーーと女神は言った。

これは少女の願いを叶え続ける物語。
そして女神の為の用意した演劇。
タイトルは、復讐劇。
微笑、艶笑、苦笑、嘲笑ーー歓笑。
最後に浮かべるのはどれだ?

 妖艶な笑みを浮かべ、女神は黒髪の少女に言った。


「全てに復讐するのなら、助けてあげる」


退屈していた女神は、新しい暇潰しを見つけ嬉しそうに顔を歪ませた。私を楽しませてくれるなら、願いを叶えてあげると。

少女は戸惑いながらも意を決して、その手を取った。女神は満足そうに言う。


「あまりにも退屈だったら、いつでも観客席を立つからね」


これは少女の願いを叶え続ける物語。

そして女神の為の用意した演劇。

タイトルは、復讐劇。


微笑、艶笑、苦笑、嘲笑そして歓笑。

最後に浮かべるのはどれだ?


「貴女が不幸を招いたのは、そのかしこさのせい。

そして貴女を救うのも、そのさかしさ故よ」


女神は高らかにわらう。


さぁ、復讐劇の始まりよ、と。