幼い頃から嫌なことから逃げ続け、就職活動に悪戦苦闘中の限界大学生の
康斗にスキルや能力は一切無い。あるのは、幽霊であるセリカが元々出来るただ小物を動かすイタズラ程度のポルターガイストだけだ。康斗自身には何も無い。
金も無かった。そこで康斗とセリカは誰でも無一文で所属できる冒険者ギルドに加入することになる。
しかし金が無い康斗はそこで4人で一つの狭い木造の部屋で寮生活を強いられる。さらに、同居人は何事よりも睡眠優先でギルド職員をクビにされた女など、その他ウザくて個性豊かな奴らに囲まれる。さらにさらに、そのギルドは働き方改革なんてない超ブラックなギルドだった。
この物語は嫌なことから逃げ続けることを生きる目的にしてるダメ人間の自由奔放異世界ライフである。