俺はモブ。こいつは最近転校してきたイケメン。俺は知ってしまった。こいつが学校に隠された呪器を探しに来たプロの霊能力者であることを。



※「【完結版】呪縛のジオグリフ」に出てくる登場人物がいますが、物語は独立しているので読まなくても大丈夫です。

▶ストーリー概要および物語の設定

没個性で『モブ山』と呼ばれる高校生森山。ある日クラスにやって来たイケメン転校生の神崎に突然話しかけられる。「お前、視えてるだろ」と。そう、森山は異形が視える体質だった。それを周囲に隠すあまり個性を殺しすぎてモブに成り果てていたのだ。一方神崎は実は霊能力者であり、この学校に隠された危険な呪器を探しに派遣されて来たのだった。そこで神崎は視える森山に協力を要請する。しかし森山は断固拒否。神崎は最後の手段で森山にキスをして、その写真を撮って脅迫する。こうして無理矢理協力者にされた森山の周囲では奇妙な噂が流れ始める。呪器が生徒の手から手へと渡り移動していて、一度手にした生徒は生気を吸われて寝たきりになってしまうのだという。森山は神崎の助けになろうと呪器を手に入れるために独断で学内のオカルトSNSグループに紛れ込むことに。そしてついに呪器が森山の手に渡る。森山が生気を吸われて倒れる寸前に、神崎が助けに入った。無事呪器を見つけた神崎は学校から去ることに。去り際に神崎が森山に手渡したのは、神崎が所属する霊能力者の育成機関への推薦状だった。森山は視える力を磨き神崎の相棒霊能力者になることを誓うのだった。