作曲家を目指し、楽曲コンペに自作曲を送り続けている主人公”広崎拓翔”。
送っている相手は作家事務所のディレクターで、様々な案件が一斉メールで送られてきて、作った曲をディレクターにメールで送付するという形式だが、今だに採用のメールは来ていなかった。
ある時、メールを送った広崎は、普段行かないファミレ…

作曲家を目指し、楽曲コンペに自作曲を送り続けている主人公”広崎ひろさき拓翔たくと”。

送っている相手は作家事務所のディレクターで、様々な案件が一斉メールで送られてきて、作った曲をディレクターにメールで送付するという形式だが、今だに採用のメールは来ていなかった。

ある時、メールを送った広崎は、普段行かないファミレスでバイトまでの時間を潰すことに。

すると、隣の席に男性3人組が座り、その内の1人がいつもメールを送っているディレクターだと分かる。

そして、広崎の楽曲が添付されたメールを迷惑メールに入れていたと笑って話す声が聞こえ、5年間一縷の望みをかけて作っていた楽曲が、落選どころか全く聴かれてすらいなかった事を知る広崎。その深い絶望から、音楽が聴こえなくなる心の病にかかる。

医者には療養を勧められ、医者の地元だという”とうじま”を紹介される。

その”答志島”で広崎は、病を射通し、広崎にも聴こえるを唯一の歌声を持つ、父親を亡くした島の少年"芦原あしはら晃輝こうき"に出会う。

そして、島の仕来りによって広崎と少年は親子関係を結ぶ事となる。

2人は、互いの心の傷と向き合い、音楽や島の文化を通じて本当の親子以上の絆を育んでいく事となっていく。