大学進学で、親戚の家の2階にしばらく居候することになった楓子は、道を挟んで真向いにある熱帯魚専門店に興味を持つ。だが、その店は少し前に店主のおっちゃんが病気で入院するのを機に廃業したと聞く。お店だからガラス張りのその建物は、カーテンもしないから丸見えで、空っぽの水槽がたくさん並んでいるのが夜にな…