サ終した乙女ゲームの世界から闇堕ち騎士王がやってきました

作者桃瀬いづみ

三度の飯より乙女ゲームが好きな令嬢の紗花さやか

ある日、やり込んでいる乙ゲがついにサ終となり、最終日にプレイして思い出を振り返る。

その時、使用人として屋敷で働いている幼馴染の悠臣はるおみが部屋に訪れ、紗花の最推しで非攻略キャラ「闇落ち騎士王ハロルド」のアクスタをプレゼント。

「彼と恋がしたかった!」

強く願った時、悠臣に異変が。

なんと、悠臣の身体に闇落ち騎士王が異世界転生してきた!


冴えない幼馴染が別人ばりにセクシーチェンジ!

しかも腕っぷしを買われて紗花のボディーガードに任命!


「俺はきっと君を守るべく、この世に転生したんだろう」


秘めていた悠臣の想いを告げられ戸惑いつつも、初恋相手であり推しでもある悠臣に紗花は急速に惹かれていく。


そんなある日出席したパーティーで王子様のような御曹司、瑛斗えいとに声をかけられる。

なんと瑛斗は、ハロルドのライバルでメイン攻略キャラ聖騎士エリオットの転生者だった!

どうやら瑛斗は紗花がヒロインサーヤの転生者だと勘違いしているようで…


ボディーガード(闇堕ち騎士王)vs御曹司(光の聖騎士)


紗花の奪い愛が勃発。

紗花と悠臣は瑛斗が仕掛けた障害を乗り越えて結ばれる。