未来へのカウントダウン

作者茨ノ姫


未来はある事故で、親友・拓也を亡くした。それ以来、未来から明るく元気な姿は消えた。不登校となり家に引きこもるようになる。そんなある日、早朝にどこかへ行くために家を出た未来だったが、向かっている途中で車にはねられてしまう——

目を開けると、そこはただの“空間”が広がっていた。そこで出会うのは、死…

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タイムリープ、未来へのカウントが始まる。


テーマ


テーマは、時間は有限です。

人生は長いようで短く、いつでも死と隣り合わせです。死を意識してこそ、生への執着が生まれる。

そんな中で、人は死ぬ時、自分の人生を振り返った時、自分の人生をどんな捉え方をしているのだろう。

幸せだった、辛かった、短い人生だった、まだ死にたくない、、いろんな捉え方があると思います。


人生すべてが幸せだった、なんて思えたらそれ程幸せなことはありません。たった今この瞬間だけでも、後悔のない、幸せな時を過ごして死ぬまでのカウントダウンを限りなくすごしてほしい、そう思いで書きました。