魔法のiらんどコミック原作大賞応募用です。

弁護士秘書を務める二十九歳の実紅(みく)は、二歳年下の弁護士・悠詞(ゆうし)と社内恋愛中。

悠詞は優秀な弁護士でありながら、性格は穏やかで紳士的。その上かなりのイケメン。年上の実紅をお姫様のように扱ってくれる非の打ちどころのないハイスペック彼氏である。

ところが実紅は彼との交際にある悩みを抱えていた。それは「付き合って半年経つにもかかわらず、未だに身体の関係がない」ということ。

悠詞からの愛情は十分に感じつつ、「セックスしたい」という大胆なお願いを切り出せずにいた実紅だったが、ある夜酔った彼を部屋まで送り届けたことがきっかけで、酒の勢いも借りてついに結ばれる。

ところがベッドの上の悠詞は強引で、オレ様で、まるで別人のようなドS男に変貌してしまう。実紅は彼の変わりように戸惑いながらも流されるように荒々しい一夜を過ごす。

実は悠詞には秘密があった。由緒ある神社の神主の家系に生まれた彼は、実家の祭神である「犬神様」に憑かれてしまっているのだという。

実紅は「優しい悠詞」と「傲慢な犬神様」というひとりの男のふたつの顔に愛され翻弄されながら、彼の呪いと向き合い、解決してゆく。