「俺たちは『劇団拝ミ座』。今は亡き人の心残りの時間を演出することでこの世の未練を断ち、空へ送るんだ」感受性が高く日々生きづらさを感じていた遥(はるか)は、ある夜、ウエディングドレスを抱えたままベンチにもたれる男に出逢う。『劇団拝ミ座』の当主にして霊視と憑依の術を用いる、雅(みやび)。その…もっと見る