組長の息子、夢音の世話係をしていた紬。
やがて大人になり、知り合いの極道の男と見合いをする事に。
しかし、波瀾万丈の末に若頭となった夢音がその場に乱入してきて……なぜか一触即発状態へ。
あの可愛かった彼は一体どこへ消えてしまったのか。
- コメント110
- スタンプ21K
- しおり2,840
君は雨に濡れた仔犬みたいに震えていた。
恐怖と怒りを孕んだ視線と、
誰も信じれないという敵意を顕に、
その小さな身体で威嚇し、睨みつけていた。
噛みつかないで。
痛い事も、酷い事もしないから。
「大丈夫だよ。」
君も私も1人だね。
何もない私達は本当に似ている。
だから私だけは君の味方でいるよ。
幼くても気高い、獣みたいな君を。
私が守ってあげるから。
※この作品は完全なフィクションであり、実在する人物や団体とは一切関係ありません。
初めての不良・アウトローものです。
作者があくまで想像で書いてる部分が多いので、優しい目で見て頂けると助かります。
設定上、性描写や暴力描写などあります。苦手な方はBackを。
しおり、スタンプ等泣いて喜びます。
2022年11月start→2023年1月完結。
番外編を不定期更新中