もっと暗い夜の存在にさえ気づかれないようにする、そのためにはいちばん大切な人にすら本当のことは気づかれなくてもいいと思っているような、途方もない愛に胸が苦しいです。こんなふうに、だれかやなにかを大切に思えることが、人には、自分にはどれだけあるだろうかと考えました。おたがいがおたがいにとっての光だったよと、そう言えたらと思います。