司馬師「自分が夏侯徽を毒殺しただと!
誰が…そんな事をするものか…。
叶うならば共に白髪となるまで添い遂げたかった…。」
司馬師を襲った最大の悲劇…。
それは…長年連れ添い5人もの子を成した
妻の夏侯徽を喪った事ともう1つ。
曹爽「お前が夏侯徽の命を奪ったのであろう?私の目は欺けまい!」
父親である曹真が司馬懿ばかりを評価し、
遺書にまで司馬懿の事を誉めちぎっていた
為、すっかりひねくれた…まぁ…元々ひねくれ気味ではありましたが…。
そんな曹爽より愛妻を毒殺したなどと、
皆の前で濡れ衣を着せられた司馬師…。
そのため…彼は極度の人嫌いになってしまい
一生独りでいる事を密かに決めたのですが…
しかし…司馬師は、
孤独の中で大切な人を見つけるのです。
その人は…。
※この小説は三國志が大好きな作者である華和が史実を参考に考えて書いた物語でございます。※