探偵事務所を持ちながら、売れない探偵の明智春は、元ピアニストで現名探偵の神津恭の幼馴染みであり、恋人だった。
そんな神津とは10年間離ればなれで、お互いの気持ちがすれ違う状況。
また、初夜の事後余計なことを口走ってしまった明智は、神津とのレス期をむかえてしまう。
「だって、この行為には生産性も何もねえだろ。何か、恋人のまねごとみたいじゃねえか」
本当は素直になりたいのに、口からでる言葉は本心とは真逆で、余計に受け身になってしまう明智。
そして、すれ違いを起こしている最中、探偵社に明智の警察学校時代の同期である高嶺澪と颯佐空が尋ねてきて――?
こちらの小説の前日譚になります(※読まなくても本作を楽しむことができます)
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