不眠症解消レッスンそっちのけで、不眠症ヤクザの要求はどんどんエスカレート!
最初はすっきり寝たいだったのが、
おっぱいを触って寝たい
全身キスしたい
裸で一緒に寝たいときている。
寝かしつけ屋の主人公と、
不眠症ヤクザの監禁生活!!
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■ストーリー概要
〈突然、拉致監禁されました〉
覆いかぶさる男に処女喪失の危機を感じた桃は「必殺技」を繰り出した。
『寝ろ!』
キスしながら桃が念じると男はバタリ、と眠りについた。
こうして寝かしつけ屋の桃と、
不眠症ヤクザの監禁生活が幕を開けた。
「僕こんなにすっきり寝たの久しぶりだよ!」
不眠症かつヤクザであることを告白し、
桃に惚れたと言い出した。
「両想い夫婦になりたい」と無茶な要望を掲げる真実は、
桃の不眠症解消レッスンを受ける代わりに、
エッチなことを要求する。
レッスンが終われば解放する約束に、桃は乗るしかなかった。
だが、桃が提供する不眠症解消レッスンそっちのけで、真実のえっちな要求がどんどんエスカレートしていく。
最初はすっきり寝たいだったのが、おっぱいを触って寝たい、全身キスしたい、裸で寝たいときている。
「不眠症解消レッスンはエッチなことするんじゃないの!」
「いいじゃん、気持ち良いんだから」
過剰なスキンシップにドキドキさせられて、桃は真実の強引さにつき合わされては心地よくなってしまう。
(犯される前に逃げなくちゃ!)
桃は何度も脱出を試みるが、ことごとく失敗。
脱出失敗のおりに、真実の腹心である氷室が桃に囁いた。
「私は潜入スパイの警察です。時期を見て助けます」
桃は氷室の存在に希望を見出して、レッスンを続けた。
寝かしつけ不眠症解消レッスンを通じて、桃は真実の誰にも見せない甘える姿や、不眠症の理由、ヤクザとしての信条や、ふとした優しさを知っていく。
しだいに桃の胸で眠れるようになっていく真実を、自然とかわいく思ってしまった。
桃は監禁するような悪い男なのに、真実を好きになってしまいそうな自分に気がついた。
ある時、鷹司組に「MMM」と呼ばれる麻薬の販売依頼が来る。
MMMによって父を喪った桃は、真実にその麻薬が広まるのを止めるようにお願いする。
真実は桃からのおねだりを快諾。
だが、そのお願いは鷹司組と警察の全面戦争を意味していた。
「桃ちゃんのために戦争なんて、アガるね」
調査の結果、MMMの元締めは警視総監であった。
事実を知った氷室は警察から寝がえった。
氷室の逆スパイ協力を得て、警視総監の悪事を公表することに成功。
真実の奮闘を経て、桃はMMMへの恨みを晴らしてくれた真実を好きだと自覚した。
「両想い夫婦に、して?」
桃は、いつでも出て行ける鍵のかかっていない部屋で、真実と両想い夫婦となった。