見えないからこそ君を愛している

作者カフェラテdeプリン

 ぼく北村真一は平凡すぎる家に生まれた平凡すぎる子供だった。
だけどそこには誰もが知らないような屈辱と苦悩の歴史が有る。
 昭和から平成へ、平成から令和へと時代は変わる。
だけど人の心は簡単には変わらない。
 見えなくても普通に生きたい。
聞こえなくてもぼくは人間だ。
そうだろう?