月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~

作者真木

新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。
大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。
それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
(5/14改稿しました。)