444〜呪いの数字〜

作者RENA

高二の冬、東京から田舎の高校に転校してきた桜は、クラスで無視され、いじめを受ける。
そんな中、この学校で以前いじめを苦に自殺したという生徒・守の一周忌に参加した時、桜は守の母親から「444には気をつけて」と不気味な話を聞く。やがて、次々に不審な死を遂げていくクラスメイトや教師…。
ラストのどんでん…

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「奴らに呪いを…。どうか奴らに、苦しんで死ぬ呪いをかけてください」


窓を開けると、僕は窓枠に足をかけて立つ。

両手で体を支えていると、空のオレンジが僕を照らした。

次の瞬間、グラウンドから声が聞こえた。

はっきりな見えなかったけれど、さっきまで扉を叩いていた奴らが、こっちを見て驚いたような顔をしている。

その時、僕は自分か笑っていることに気づいた。

…そういえば、随分長い間、笑っていなかったような気がする。


「【444】が奴らに呪いを」


そう言うと、僕はオレンジの海原に向かって飛び込んだ。

僕は、最後に思う。

悪魔が僕に力をくれる、と…。