契約者は妖に名を告げる

作者イナリ

ロイヤルメンバーで異世界旅行へと行く。いろんな思いが交錯して今を進む。少女は密かに抱く思いを誰かに見せたり、なかったり。契約者シリーズ第2弾。





「──…あなたに私の秘密を教えようか」





少女は決して誰にも告げたことのない言葉を吐き出した。





それは正解か、



それとも不正解なのか。





それは誰にもわからない。わかることのない事だ。








「異端者」



妖怪や獣を無理矢理契約させることができる者。



そしてとてつもない魔力の持ち主でもある。





「異世界」



この世界ではない場所。



いろんな世界がある。





「異世界列車」



異世界へ行くための列車。



真っ赤な外装に、赤と黒を基調とした内装。通常、乗車するには赤切符が必要。








少女は多くの秘密を抱えて今を生きる。