赤毛と雷豹

作者きむ

あの日から、兄さんは目を覚まさない。
原因は分かってる。「雷豹」お前らが、兄さんを裏切ったんでしょう?だから“俺”が「ぶっ壊してやる」





温かい手の平が、冷たくなって


雨粒に流されるよう崩れていった。




「兄、さん…どうしてっ」




こうなった原因は分かってるんだ。




ー雷豹ー





お前らが、壊したんでしょう?


お前らが、私から奪ったんでしょう?




「壊してやる」




お前らが兄さんの心を壊したのなら。





“俺”が雷豹を



「ぶっ壊してやる‼︎」




毛と