桜の精に恋をして【完】

作者LIN

桜の木の下で、ひとり佇むあいつに恋をした。あいつがたとえなんであっても、俺はもう、あいつしか見えない。

ひとり、桜の木の下で



あいつは、いつも泣いていた



涙に濡れる横顔も



透き通るような白い肌も



すべてが綺麗だった



人とは思えないほどに…





〈読者の皆様へ〉

*作品中の病名は実在する物ですが、病状や治療法等は架空の物であり、事実とは異なりますのでご了承下さい。