もう一度、君に会いたいと思った。

作者れいなか

朝目が覚めるといるはずもない人がいる。それは10年前に自殺したはずの彼女だった。押さえ込んでいた恋心が今再び芽生え始める。




前に進めないのだと聞いた。



自分が重荷になっているのだと悟った。



君には笑っていてほしくて



自分のことを忘れてほしくて



だからこう願ったのだ。



もう一度、君に会いたい。