雫は僕達を暗闇から救ってくれた。
だから、今度は僕たちが雫を助けたい。

大阪のある町に、八人は暮らしていました。



八人はそれぞれが重い過去を持っていて、それぞれが涙をたくさん流しました。



一度は自ら命を断とうとした、自殺志願者である雫以外の七人は、雫に「絶対に二度と自ら死のうとしない」と約束をしました。



七人はお互いの過去を全て知っていました。


しかし、雫の過去を知っているのは七人の中では居ませんでした。


そんななか、何故か八人は転入生の森永友香の護衛(?)をする羽目になって…











これは、八人の温かくて悲しくて切ない過去と現在のお話。