十三月のジャックポット

作者花都暝衣

足音一つ立てずに薄い氷を踏んでゆく。夏の匂いがする。死にたいなあ。そのとき僕を強く支配したものはそんな曖昧な感情だった。

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死にたいなあ。漠然とそう思う。





僕を繋ぎ止めていたものは、もう切れてしまった。