嫌なヤツがいない。悪役がいない。でもなんかうわ～って叫びたくなる
褒めてるんですよ……（恐る恐る）

まずとても読みやすい作品です。
物語の祖語もないし、ストーリーもまっすぐでわかりやすい。

良作と呼んで良いと思います。

ですからこれは寂しい女のひがみの意見だと思ってください。

表題通り悪役がいません。
みんな純粋で、みんないいヤツ。

だからこそ、なんだか腹たってくるんです。

三方一両損みたい。

いいえ、ひとりが背負っちゃったかな。
本人の自覚なしの悲劇って、見ている方が辛くなっちゃいました。

主人公に感情移入しろって話ですよね。
でも私は、春樹くんが最終的に一番いい男になる気がします。