世界と海と皆と私の物語。それぞれは深く交わり悲しみ笑う。世界の終わりはいつなのか。
私が彼を忘れるまで、
あとどれくらいの時間が必要なんだろう。
多分その日は訪れないだろう。
―――白く消えてしまえば彼の所に行けると思っていた。
―――彼女を狂おしく愛せば、彼女も僕を愛してくれると思っていた。
―――ただ君の笑顔を見ていたかった。
―――ただ、君の幸せを願っている。
それぞれの道は深く交わる。
※処女作です。