幼い頃両親に捨てられ、数々の盗みを犯してきた少年・砂虎の人生は、ある三日月の夜に崖から落ちたことで、あっけない終わりを告げた。
自身の生き様に悩みながらも、辿り着いたのはすべての世界で二番目に治安の悪いとされる第106番地区。
そこで目の前に立ちはだかった酒場の女店主・翠玉と出会ったことで、彼の物語は大きく変わっていきます。
完結いたしました。この後『Everlasting song』、『Under the blue sky』へと続きます。
2007.08.28 執筆開始
2008.09.10 作品完結
表紙イラスト:綾さま