サイレント・サイレンス

綺麗で繊細 まず本当に文章が美しいです。 細かい描写に風景や暖かさがリアルに想像できます。言葉の選び方、言い回しに本当に感心しました。 全体的に自然のぬくもり、澄んだ空、太陽の暖かさを感じました。 優しい綺麗な作品だと思いました。 そして漣と咲。 最後のほうは鳥肌が止まらなくて、咲が死んでしまうところも、悲しいのにやっぱり美しくて。 時間が経って変わること、時間が経っても変えられない想い。でも遠くに感じてしまう咲。 最後空に消えた手紙が咲に届いていたらいいなと思います。

切ない 両親を失った漣と、声を失ってしまった妹ととの兄弟愛が凄く素敵でした。 自分の事よりも相手の事を想い合う二人は、ホントに真実の愛で結ばれていたんだなと思いました！ また、最後に咲まで失った漣のキモチを考えると凄く切なかったです。 背景描写がとても上手くて凄くイメージしやすかったです！ 切ないけど感動できる素敵なお話でした。

優しい気持ちになれます ４月から周りの環境が、がらりと変わって少し疲れぎみだったんですが、この作品を読んだら癒されました。 なんだか人に優しくしたいって気持ちにさせられます^^ 漣と咲の家族をこえた、でも恋人じゃない特別な絆がとても儚くて綺麗で切ないです。