ホワイトチョコレート

作者稲荷朋香

たまたま参加した合コンで一緒になった大学の同級生れいなに一目ぼれされた慶一。猛烈なアピールをそっけなくかわしていたが、彼女の一途な姿にいつのまにかひかれていて…





「宇佐見くん、好きです」




俺のことが好きらしい君は、今日も大学の校門で俺を待っている。





「一緒に帰っていいですか?」





…追われる恋は、甘酸っぱくて。







★季節外れですが、バレンタインをテーマにしたお話です。