また、会えたね。

作者あおい

転校生の俺様男子貴紀に振り回される雪。初対面のはずなのに、何かとちょっかいを出してくる彼。でも…この懐かしい気持ちはどこから来るもの何だろう?


「いつか、また会えるから」



そう約束をしてくれたあなたは、今、どこで何をしているの?


4歳だった私にはその意味を深く理解する事は出来なかった。


あの日から13年経った今…

あの約束は、遠く、薄れた記憶としか残っていない。


もちろん、あの言葉も、彼の存在もあやふやな記憶だ。


そして…


「よぉ、雪」


…誰!?


突然転入してきた彼の存在!!


何かしら絡んできて厄介な奴。


でも…


「ほらよ、好きだろそれ」


私の好み。

幼い私が好きだったお菓子。

どうしてあなたが知っているの…?


「浮かない顔してるね?大丈夫?」


「転入生の彼、めっちゃイケメンだよね!!モテそ~」


「…私に、関わらないでくれますか?」


様々な個性を持った高校生達の、謎だらけな恋愛story。


あなたも、私の記憶のパズルを探してくれますか?


NO(←back)


YES!!(go!!→)