「どうか、御幸せに」

作者し い

愛の力がどれほど偉大だとしても。それだけで生きて行けるほど、人間は単純ではなかったのです。






私が貴方の側に居たかった


私が貴方を守りたかった


私が貴方と生きたかった





「どうか、御幸せに」






こんな陳腐な台詞しか言えなかった私を





どうか、忘れてください。








とある時代の

とあるお屋敷の

とある男女の

とある日の物語