レプリカントな僕ら(完)

作者翡翠

大好きなあの人の好きな人は私の姉だった。


例えば自分の好きな人に好きな人がいる。




それはある意味、普通なのかもしれない。




それが自分ではないと言う事も




ある意味、普通なのかもしれない。









言えない好きが喉の奥に積もって窒息させていく。