犬甘

スリジエってなんだろう
タイトルに使われている【スリジエ】とはどんな花だろう、と疑問に思いながら読み始め。
まずなにより繊細な文章に「すき……!」ってなりました。
切ない雰囲気が漂っていて胸が苦しくなり。ラストにかけてどんどん切なさに拍車がかかり(はやく続きが読みたいけど頁をめくるのをためらってしまう自分がいました、)「い、伊尾さん……!」と叫びたくなったのは私だけではないはず。
しばらく漣さんワールドの余韻に浸っていそうな、というか浸っていたい、そんな衝撃があるお話でした。