mimiko

笑ってしまいます。5歳児の誓い。
とてもピュアでかわいらしいお話です。終始くすくす笑いが止められない、ナイト3人と無邪気なお姫さまのお話。

ただ残念なのは、いくら神視点とはいえ、途中誰のことをいっているのかわからなくなって混乱するところと、表現が重複しているところでしょうか。
筆者さまにはめずらしいので、ずいぶん急いで書いたのかなあと思います。

日常を語っているようで、大事な密度の濃い2年間を綴った物語は、とっくに卒業してしまった私まで、甘くてほろ苦い思い出と共に過ごせます。
ただし私の高校生時代はこんな格好いいナイトはいなかったので、若干の記憶の改善が必要ですが、
いいなーという思いと、微笑ましく見守る思いとで、最初から最後までにこにこした顔のまま読みました。

この物語の主要人物4人は、出会ったばかりの5歳の男の子と4歳の少女のまま、全然変わらないからでしょう。

最後、誰とハッピーエンドを迎えても不思議ではないですが、筆者さまはなんとなく由久くんに愛があるように見えたので、奏くんはちょっと意外でした。
まあ、誰でも良いです、この3人のうちなら!