イカれているのは自覚している。これが私たちの恋のかたちだ。
雨の中
染み付いた
誰かの匂いを
隠そうともせず
そいつは
嗤ってた
「羨ましい? でも、俺の方がお前のこと妬ましいよ」
だったらもう、
嫉妬と書いて恋と読めよ。