「ここ、鷹仁高校の辺境の地だから」――旧校舎の端の端。トラウマ持ちの能天気少女が出会ったのは、明るく笑う不良少年。愉快で刺激的な高校生活、開幕!
お世辞にも優等生とは呼べない彼の、
あけっぴろげな笑い声に何度も救われた。
無表情とマスクが標準装備
「名前じゃなくて、
名字で呼んでください」
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悪魔みたいに綺麗な顔した不良くん
「ここな、俺らの秘密基地」
「学校に秘密基地って⋯⋯」
未熟で臆病で不器用
人間関係の玉突き事故も日常茶飯事
『いい子』を蹴散らした
少年少女の青春模様