「大好きなきみ。」《完》

作者黒花瑠綺

あの日、俺の人生なんかに交わらないはずだったきみに出会えた

ーーそんなきみに救われて
きみの笑顔を見る為に頑張れるような
そんな眩しい恋をしたーー



ーーー手を伸ばして

ずっとずっと泣いてるような

ガキの顔しながら、

毎日泊まる場所を探して

不特定多数と関係を持ってた日々



あの日、

俺なんてどうでもよかったのに

どうでもよくなくなっていった。



あの日、

寂しかったんだって

本当の気持ちを知れた。



あの日…

俺の人生に交わらないはずだった

きみに出会えた。




空っぽだった毎日が


きみと過ごすようになって


眩しくて、嬉しくて、楽しくて、


愛おしくて…


ありがとうって


毎日、毎日


君のお節介な姿を見ながら思うんだ。






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